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エプソン AY330S の騒音の原因は、電源ユニットとCPU冷却ファン |
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パソコンのカバーを開けて中を見ると、常時音を出す装置(ファン)は2つあり、一つは電源ユニットで、もう一つはCPUクーラー(CPU冷却ファン)でした。

(エプソン Endeavor AY330S のカバーを開けたところです)
ファンの音が大きいと言っても、例えば、エアコンや石油ファンヒーター等でもファンの音がしますが、あまり気にならないものです。音が大きくてもシャーとかヒューという一定の風切り音は不快感が小さいと思います。
しかし、ギーやピーといった高音やブーンという低音、あるいは、カタカタ、ゴトゴトといった、音に強弱のある振動音は、音が小さくても気になるものです。
この AY330S の音は、ギー、カタカタといった音で、音程は高音、風切り音ではなく音に強弱のある振動音、共振音なのです。この音は10m近く離れても聞こえてきます。ですから、私としては耳障りで仕方ないのです。
色々と分析してみると、このパソコンは、電源ユニットとCPU冷却ファンの、両方共うるさく、うるさい原因の7〜8割は電源ユニットの騒音で、2〜3割がCPUファンの音という感じでした。
電源ユニット(ファン)は、それ自体がうるさく、しかも、その振動がパソコンのフレームやケースに共振して、さらに騒音となっていました。また、CPUファンの方は、ファン自体は静かなのですが、
ファンを取り付けるための留め金が、プラスチックの爪なんです。ネジでしっかり固定されておらず、プラスチックの爪で挟んであるだけですから、手で触ればぐらぐらと動きます。
そのため、ファンが回転すればカタカタと細かい振動音が出て、騒音になっている感じでした。
この事実を知ったとき、本当にがっかりしました。安いということは、性能か品質の、どこかで手を抜くということなのでしょうが、こういうことだったのかと・・・。もちろん、音というのは、感じ方に個人差があると思いますから不快感を感じない人もいるのでしょうが、私にはこの音は無理です。
そして、ここからこのPCを静かにするという私の挑戦が始まったのです。(笑)

(エプソン AY330S の電源ユニット、AcBel社製 PC7067)

(エプソン AY330S のCPUクーラー(CPU冷却ファン))
赤い矢印・・・CPUファンを固定するためのプラスチック製の突起(つめ)。CPUファンは、このつめに挟んで固定されているだけなので、手で触ればぐらぐらする。
黄色い矢印・・・高さ調整のために円筒形の筒を取り付けるためのネジ。高さを伸ばすための筒はしっかりネジで固定してある。(笑)
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