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内蔵ハードディスク(HDD)の種類・規格 (Lenovo(レノボ) H330/11853HJ) |
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ところで、なぜハードディスク(HDD)は壊れてしまったのでしょうか。予想するに、熱(高温)による故障だと思われます。
まず、壊れた時期が7〜9月の夏であること、次に、その年2013年の夏は猛暑であったこと、さらに、パソコン本体(筐体)を板の上に置いて横向きにして使っていたことから、そういう結論になりました。

(HDD故障の原因になったと思われるPC本体の設置状況)
なぜ、こんな置き方をしたかというと、普通に縦置きに設置するとCPUクーラー(CPU冷却ファン)から高音のブーンという音が聞こえて来て、それが耳障りで不快だったからです。横向きに設置するとそういう音が消え、パソコンが静かになったのです。
(CPUクーラーの吸気口に貼ってある白いフィルターは、ホコリの吸い込み防止のためです。)
しかし、このような置き方では、パソコン本体(筐体)と板との接地面直上にCPUがあり、CPUから発生する熱が外部に放出されませんし、高温の空気がPC内に充満していたのだと思います。その上、横向きにするとハードディスクの上側がCD/DVD-ROMドライブで覆われてしまうため、排熱が悪く、熱がこもってしまったのでしょう。(このパソコンは、縦置きで設置し、下から空気を吸い込み上に抜ける構造になっています。)
● それでは、ハードディスク(HDD)の交換へと進みます。
まず、内蔵ハードディスクの種類・規格を調べてみました。(スタート>すべてのプログラム>アクセサリ>システムツール>)システム情報>コンポーネント>記憶域>ディスク から、モデルは、WDC WD5000AAKX - 083CA1 ATA Device,バイト/セクターは、512と表示されました。
これは、Western Digitalというメーカーの WD5000AAKX という内蔵型ハードディスク(HDD)です。調べたら、規格・性能は、大きさ:3.5inch、回転数:7,200rpm、容量:500GB、インターフェース:SATA、キャッシュ:16MB、セクター:512バイトのようです。
どうせなら、別の会社の商品でもっと性能の良いハードディスクに交換しようかと思ったのですが、Western Digitalという会社の評判が別段悪くないことや容量を1TBなどに増やしても自分には使い道がないことから、結局、同じ商品に交換することにしました。
それに、最近は512バイトセクターより4K(4,096)バイトセクターのハードディスク(HDD)が主流になってきたそうですが、512バイトセクターのHDDが搭載されているパソコンに4KバイトセクターのHDDを取り付けても動かない場合もあるとのことなので(特にWindowsXPのマシンでは駄目だそうです。)、
リスクを避けるため512バイトセクターのHDDを選ぶことにしたら、結局、同じ商品を買えば良いという結論になったのです。そして、アマゾンに WD5000AAKX を発注しました。価格は5,450円でした。

(Western Digital の内蔵型ハードディスク WD5000AAKX)
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